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涼を求めてか、暑い時期には怪談話の扱いもクローズアップされますね。

 

山という場所は、神聖な場所でもあり、物の怪の棲む場所でもあり、そこで亡くなった魂が彷徨う場所でもあるわけで、自ずと数多くの怪談が語り伝えられるところですね。

今回紹介したいのは、山岳遭難を通して自然の怖さを思い知らせてくれる一冊の書籍。

ヤマケイ新書 「山岳遭難の教訓 実例に学ぶ生還の条件」 羽根田治著

 

電子書籍も紙の本もこちらから

ヤマケイ新書 「山岳遭難の教訓 実例に学ぶ生還の条件」

 

著者概要

数多くの山岳遭難を取材し、雑誌山と渓谷などで報告している羽田治氏の著を纏めた一冊です。

自然の恐怖以外にも、物の怪や霊的なものの存在を感じさせる章もあり、山には何かがあると思い知らされます。

 

レビュー

この書の中の 「幻覚に翻弄された山中彷徨 峰山系・釈迦ヶ岳」 という章に山の恐さを感じました。

遭難者は、川合から八経ヶ岳を経て前鬼へ縦走する途中、太古ノ辻で道に迷い、幻覚や幻聴に導かれるように、山深くいざなわれて行きます。

 

恐怖を感じたのは、幻覚や幻聴に 「悪意」 が見えること。

幻覚が存在しない標識や小屋を遭難者に見せて、山奥へと導くだけでなく、生還のための装備を奪い取っていく様は、遭難者を死に至らしめようという意志があるかのように感じます。

 

幻聴は深夜にビバーク中の遭難者に語りかけ、ブーツを脱ぎ捨てるよう仕向けてきます。

さらに、腕時計が二つあるとの幻覚を見せて、一つを外すようにと語りかける幻聴。

低下する判断力の中で言われるまま従って、遭難者は日付や時刻を知る術を失っていくのです。

すでに、宿泊所の幻覚に惑わされ、ザックを尾根から投げ捨ててしまっていた遭難者は、不十分な装備でのビバークを強いられるのです。

 

救いを求める遭難者の心理状態が 「ありもしない救済を幻として見てしまう」 というものならば、ネット上でも複数の事例を見つけることができます。

しかし、遭難者を死に至らしめようという悪意を感じさせる幻覚や幻聴は、今も他例を見つけられずにいます。

 

羽田治氏の著作は他にも多数読むべきものが

 


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